EMA HOUSE 

低予算で希望を全て詰め込んだ注文住宅を建てるためのブログ

【重要】ニッチを追加する時に注意する基本的なこと

どうも!!

低予算でオシャレな家を建てるべく日々勉強しているEMAです(^^♪

 

 

玄関やリビング、廊下などにニッチを付けたらオシャレですよね。

何もないただの壁にニッチを付けただけで、オシャレなインテリアになります。

今回は、ニッチを追加する時に注意することをまとめてみました。

 

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◆この記事は、こんな人にオススメです◆
  • 家を契約予定。または、現在建築中
  • オシャレな家にしたい
  • ニッチを追加する予定

 ニッチは、どこにでも付けることができません。オシャレだからとたくさん付けてしまうと、費用が上がるだけでなく、家の性能自体も低下する危険性があります。これから紹介することをしっかり守ってオシャレなニッチを追加しましょう。それでは、早速紹介していきます。

 

ニッチとは⁉

ニッチとは、壁の一部をくり抜いて、棚や照明を取り付ける加工のことです。

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昔からこの加工は行われており、時代と共にたくさんのニッチアイデア生まれています。

 

玄関・リビングへの飾り棚としてのニッチ

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インテリアを目的としたニッチです。ニッチの壁面にタイルやエコカラットなどを貼ったり、照明を取り付けたりするとオシャレになります。

 

調味料専用ニッチ

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調味料や調理器具などを片づけることを目的として、キッチンの壁をくり抜いたニッチです。狭くなりがちのキッチンを広く使えることができます。

我が家でも調味料ニッチは検討したのですが、採用を見送りました。

こちらの記事をご参考に👇

我が家がスパイスニッチをやめた理由【調味料のニッチを考えている人必見】 - EMA HOUSE

 

スマートフォン充電ニッチ

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ニッチにコンセントを取り付けて、スマートフォンタブレットを充電できるようにしたニッチです。我が家は採用を検討しております。

詳しくは、こちらをご参考に👇

内装検討【スマホ充電用ニッチは、いくらで造作できるのか!?】 - EMA HOUSE

 

リモコンや照明を一箇所に集めたニッチ

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照明のスイッチやインターフォン、給湯器モニター、更にはエアコンのリモコンなどすべての物を一箇所のニッチに集めることで、定置化でき使い勝手も良くなります。

 

ハウスメーカー独自のニッチもあり、ネットで調べるとたくさんのアイデアが出てきます。できるだけたくさん取り入れたいと思うニッチですが、いくつかの注意点があります。

ニッチ追加時の注意点

ニッチを考える際に是非参考にして貰いたい内容を4つ紹介します。

 

オプション費用

 まず始めに、ニッチは無料で追加することはできません。余った材料で施工しても大工さんの手間賃が発生します。ニッチに照明やコンセントを付けたり、タイルやエコカラットを貼ると更に費用は上がります。オシャレ度に比例して値段が上がっていきますので、予算を決めて依頼するようにしましょう。

今回は、我が家の工務店の追加費用を紹介します。

・通常ニッチ

 壁をくぼませるだけ:3,000円~10,000円

・飾り棚付きニッチ

 くぼませた壁に棚を取り付ける:5,000円~20,000円

・充電ニッチ

 壁をくぼませて、コンセントを取り付ける:10,000円~30,000円

・調味料ニッチ

 キッチンボードをくり抜きくぼませる:25,000円~30,000円

・照明ニッチ

 くぼませた部分を照らす照明を取り付ける:40,000円~100,000円

・アクセントニッチ

 くぼませた壁にタイル等を貼る:40,000円~100,000円

ざっくりですが、追加オプションの種類やニッチのサイズで変わってきますので、目安としてください。自分で照明を取り付けたり、DIY用のタイルシールなどを購入すると費用を抑えることができます。

 

施工できない場所

最も重要な内容になります。ニッチは、壁をくぼませて加工するためどこにでも追加することができません。例として、こちらの間取りで紹介させて頂きます。

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家の外壁部に面するところ(赤線部)には、ニッチを追加することができません。厳密にはやらないほうがいいということです。

なんでダメなの??

外壁部との境界には断熱材が入っているからです。

ニッチを取り付けるためには、スペースが必要なため断熱材を取り除く必要があります。断熱材が無くなると、断熱性能の低下や結露を起こす原因となるため、外壁に接する部分のニッチは避けましょう。

 

施工できるが制限がある場所

ニッチを追加できる場所は、内壁部(紫線部)となります。

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内壁部には断熱材が入りません。家を支える柱や筋交に石膏ボードを取り付けるだけなので、基本的には施工可能です。

内壁部の壁に大きなニッチお願いしようかな。

実は、内壁のニッチにも制限があります。

家には、強度を保つために絶対必要な柱や筋交いがあります。この柱や筋交いに加工することはタブーなので、ニッチはこれらを避ける必要があります。

 柱や筋交いを避けるため、ニッチのサイズが制限されます。

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特に木造建築で耐震等級3を取得する家は、筋交いの数が多くなる傾向にあります。間取り検討の時にニッチを追加する場所を決めていても、いざ耐震シミュレーションをしたら筋交が入って付けれない可能性もあります。実際我が家もそうでした。筋交いの追加でニッチのサイズが小さくなった場所もあります。

 

ニッチの奥行

在来工法であれば、壁の幅は、通常13センチになります。これにニッチのためにくぼませますが、奥行としては、約4~8センチくらいになります。しかし、くぼませる壁の反対側に階段などの障害物があると更に奥行は減少してしまいます。このような場合は、ふかし加工を行ったり、棚を追加することによって奥行を確保することが可能です。このような加工で外壁部に接する部分にもニッチが可能になってきます。

 

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壁をふかしたり、棚を追加することにより、費用の増加や狭く感じる可能性もでてきますので、大工さんとよく話し合って決めましょう。

まとめ

 如何でしたでしょうか。最後に今回のポイントを書いておきます。

 

    《今回のポイント!!》
    • ニッチはオプション費用が発生する。計画的に!
    • 外壁部には付けないほうがいい
    • 柱や筋交いを避けて付けなくてはいけない
    • 一度付けると無くせない 

 オシャレなニッチを採用できるようにメーカーに確認しながらしましょう。

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